QiYi Magnetic Clock レビューその1 性能編Part1 使い始め
みなさんこんにちは、昨日塾に通学中に夕立降って授業2コマをびしょ濡れで受けましたKoriyamacuberです。
さて今回はQiYi Magnetic Clockのレビュー性能編Part1 使い始めです。僕自身まだ数百回しかソルブしていないですが、使い始めということで、今までLingAO→ShengShouと使ってきた人の使い始めで感じたことについて書いていきたいと思います。
最初の数ソルブで感じたこと
小さくね?
見た感じといい、持った感じといい何か小さいような気がしました。例えるとGAN356系とGAN354系を持ったときに感じる一回り小さいような感じです。
実際に直径を調べてみるとShengShouとLingAoが107mm、それに対してQiYi Magnetic Clockは104mmとおよそ3mmの違いがありました。(実測値なので誤差はあると思います。)
この小ささはむしろちょうどよく持ち替えの際に従来のクロックより振り回しやすい気がします。
重くね?
手に取った時に少し重みを感じました。triboxさんのページによるとQiYi Magnetic Clockが126.5g、LingAoが117gと10g弱の違いがあります。これは数値以上に違いを感じています。僕はどちらかというと軽いほうが好きな感じですが、先ほど書いたクロック自体の小ささがそれをカバーしている気がします。重い分持ち替えは不利になりますが、その小ささによる振りやすさによってうまくバランスが取れています。
少し回しこんでみた
回しやすっ!
ここに来てやっと回転の性能についての評価がでました。これは単なる回転の軽さではないです。総合力が素晴らしいからこそ素直に回しやすいと感じました。その理由をいくつか考えてみました。(数百ソルブ時点で)
歴代トップの回転の軽さ
このクロックを回すのに力はいりません。ただ指をスライドさせるだけです。こういっても過言ではないくらいの素晴らしい回転性能です。最初の数ソルブは軽すぎて扱えませんでした。多分今までLingAoやShengShouを使ってきた人のほとんどがそうなると思います。本当に抵抗感のない滑らかな回転です。
少なくともこのクロックの回転性能で不満を感じることはないでしょう。
ピンの押し心地と高さ
このクロックは従来のクロックに比べ1.5倍くらいピンが長いです。ちょうどいい高さで押しやすさと気持ちよさを兼ねそろえています。ピンが上がっているか下がっているかの判断もしやすいので、とてもいいピンです。
押し心地も全く磁石感がなく、触ればストンと下に落ちていきます。メカニカルキーボードでいうとShengShouを青軸とするとQiYiは赤軸のような感じです。(分かりにくいたとえですいません)
しかし、持ち替え時に動くなどということは全くなく、本当にちょうどよい磁力バランスです。
性能には関係ないですが、音も心地よくいつまでもカチャカチャしていられます(笑)
指がかかりやすい
回転が軽いというのもありますが、指がかかりやすいような気がして、ダイヤル部を見てみました。
ダイヤルの大きさに対してQiYiが一番空いている部分が大きいのが分かるでしょうか。触ってみると分かりますが。クロックの縁部分に指を滑らせてみると、明らかにQiYiだけかかり方が違いました。QiYiだけダイヤル部分の外に出ている部分がかなり大きく非常に指がかけやすい構造になっています。
こういう細かいところまで作っているところにメーカーの「気合い」を感じます。
今回のまとめ
・少し直径が小さめ(3㎜くらい)
・重量が重い(かなりの違い)
・過去最高の回転性能
・扱いやすいピン
現段階でかなりの性能を持っているクロックだということは伝わったと思います。さすがQiYiの高級クロックだという製品です。今までのクロックの概念がこのクロックによって変わりつつある気もします。まさに新時代のクロックといったところでしょうか。クロック界において革命と呼ばれる存在になるのかもしれません。予算があってクロックをやってみたいと思う人はこれを買っておけば十分(すぎ)です。
実はちょっと分解してみたい(小声)
次編へ続く
QiYi Magnetic Clock (triboxさんのページ)
https://store.tribox.com/products/detail.php?product_id=3047