キューブがなかなか広まらない原因を考察してみる(あくまで個人の意見)
日本の中でルービックキューブというのは「名前は知ってるけど...」で終わってしまう場合が多いです。キューバーの目線からするとゲーム機や漫画くらい広まっていてもいいと思うのですがなかなかそういかないのが現状です。競技者は増加傾向にはありますが、みんなやっているかというとそうではありません。
そこで今回は日本でキューブがなかなか広がらない理由についていくつか考察していきたいと思います。
難しいと思われがち
キューブを解いたことのある人は分かると思いますがキューブを「揃える」のは意外にも簡単です。最近の解法はとても簡単で数手順覚えるだけでそろえることが可能です。
しかし世間一般的には「ルービックキューブ=難しいもの」と思われています。確かに4000京通りの並びがある立体パズルのすべての色を揃えると考えると難しいと思われるのも無理はありません。
その誤解を解くために何回か同じような記事を書いているのですが効果はほんの僅かでしょう。
キモイと思われがち(僕の体験談)
これは個人差があると思いますが、ある程度速くなるとすごいを超えてキモイと思われがちだと思います。僕もキューバー界では大したことのないのですが友達にキューブのタイムに関して話しているとなぜかキモイと思われがちです。
確かに非キューバーからしてみれば僕のような10秒~20秒台キューバーであってもキモイと思うのは自然な流れだと思います。
べつにキューブはどんな人でもそろえられるし速くもなれます。でも僕も非キューバーの時は30秒くらいでも「すごい!」となっていたのでキモイと言われるというのは仕方のないことなのかもしれませんね。
一般店舗においてのキューブの取り扱いが少ない
キューバーはしっかりと専門(オンライン)ショップで購入していると思いますが、普通のデパートやおもちゃ屋などでは、公式キューブしか扱っていないのが現状です。公式キューブも使えるキューブではあるのですがやはりコーナーカットや回転の面でスピードキューブには劣ります。
日本にキューブがあまり普及していないため、取り扱いが少ないのかもしれませんが、もっと取り扱いするキューブを増やしてみれば少し関心が増えてくれるのかななんて思ったりもします。
日本企業のキューブなんかも見てみたいものです。
あとがき
キューブの競技人口が増えてほしいというのはキューバー全体の思いでしょう。全国民がキューブをしたほうがいいと言っているわけではありませんが、もうちょっと増えてもいいんじゃないと思っています。しかしキューブ人口は確実に上昇傾向にあるので僕らの子どもが中高生になるくらいの時代になればキューブブームが来ていることも否定できません。そう信じてこれからもみなさんでキューブを広めていきましょう。