GAN356Xとの出会いとちょっとしたレビュー その2
ちょっとしたレビュー
サイズ感
56mm台と大きさ的には一般的で、触った感じもしっくりくる感じです。
回転
非常になめらかという印象です。スーっと表面を滑っていく感じです。なめらかという面だけで見ればXSより上かもしれません。(あくまで「なめらか」です)
磁石
GMSを搭載しています。強、中、弱、なしの4種類から選べます。取り替え方法も簡単でセッティングを決めるのもすごく楽です。なにより磁石の強さを変えられるというのは大きいです。
ただ磁石の音なのか90度回転ごとにカチッと音がします。でも気になるものではないです。
GES
GES+を搭載しているこのキューブは簡単かつ正確にセッティングを決めることができます。0.6、0.8、1.0の3つの切り欠きがあり、この3つから締め具合を選択できます。交換用のGESは標準搭載の緑に加えて黄、青、紫の計4種類から選択できます。1番きついセッティングでもコーナーカットは45度くらいはいけるので性能の良さが分かります。それぞれのセッティングに良いところがあり自分に合ったセッティングを探すのも一種の楽しみです。
総合的に見て
このキューブに不満を持ったことはほとんどありません。ただ少し欠点を挙げるとするやポップとピボットをする回数が少し多い気がします。(僕の技量不足も大きいと思います)
でもそれも頻繁に起こるものではないので、気にすることはないと思います。
本当に競技者の指についてきてくれる性能で自分好みの設定にするのも自由自在です。非の打ち所がない優等生だと思います。もうこれ以上性能は上がることはあるのかと本当に思いました。でもGANは356XSというさらに素晴らしいキューブを出してきました。GANに限界はないのでしょうか。今後も注目していきたいです。
その3 GAN356Xが与えてくれたもの に続く